
情報収集には不適当 チャットGPTを試用検証 福井県
福井県では、「チャットGPT」の実用化を検討するグループの結果報告会が行われました。これは、6月から行われており、チャットGPTの有効活用と現状の問題点を把握するため、これまでに業務上でチャットGPTを1,700回利用した結果をまとめたものになります。
その結果、情報収集においては、誤りや虚偽のデータが表示されてしまうことが多く、メリットよりもデメリットが多いことが判明しました。一方で、政策議論や文書作成に関しては、労働時間が短縮され、生産性が大幅に向上したと報告されています。
県は今月中に利用ガイドラインを策定し、9月から全県で試験運用、来年の本格展開を引き続き目指すとしています。
広がる地方自治体のAI活用
地方自治体では、チャットGPTを中心としたAIの活用によって、職員の負担を減らす試みが続いています。

和歌山市は対話型人工知能(AI)「チャットGPT」など生成型AIを職員が利用する際のルールを示したガイドラインを策定しました。
和歌山市では、デジタル推進課の若手職員で構成するワーキンググループを設置していましたが、この度、...