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ChatGPT、個人情報不適切処理と認定され罰金 韓国

韓国の個人情報保護委員会は、チャットGPT開発会社である「OpenAI」に360万ウォンの罰金を課したと発表しました。韓国ユーザーの個人情報の漏洩を適時に報告しなかったと認定されたことによります。

捜査調整局長のナンシー氏は、「私の知る限り、(オープン人工知能に関連して)罰金や罰金が科せられた例はなく、初めての事例だ」とのこと。

具体的には、3月20日午後5時から翌日の間、約10時間のうちにChatGPTプラスに接続した全世界ユーザーのうち、韓国人687人の氏名、メールアドレス、クレジットカード番号などの個人情報が流出したとされています。このことは、すでに発表されており、当時、OpenAIはサービスの高速化を図る過程でエラー(バグ)を起こし、その過程で個人情報が漏洩したことが知られていましたが、同委員会は、同国の「個人情報保護法」により定められている「利用者の個人情報が紛失、盗難、漏洩した場合には、24時間以内に所轄官庁および利用者に通知しなければならない」という内容に準拠しなかったとしています。

今回の措置を受けて、委員会は、世界的に台頭している人工知能サービス(チャットGPTなど)に関連する個人情報の保護をできるだけ早く強化する必要があるとの実態調査を実施することとしています。

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