
最大手AI会社もAIを見抜けず AI分類サービスを停止 OpenAI
ChatGPTの開発元であるOpenAIは、2023年1月20日にリリースした「AI分類サービス」を今後停止すると発表しました。
「AI分類サービス」テキストが人によって書かれたのか人工知能によって書かれたのかを判断するツールとして無料でリリースされていましたが、今回停止に至った理由として、OpenAIは「精度が低い」を挙げています。英語で書かれたテキストのテストで、AIが生成したテキストのうち、9%を人間によって書かれたものであると誤って識別されてしまったそうです。
なお、OpenAIはマイクロソフトを含む他のAI関連企業数社とともにホワイトハウスに呼び出され、コンテンツがAIによって生成されたものであることをユーザーに示すことを「約束」するよう求められています。
OpenAIは公式ブログで「フィードバックの導入に全力で取り組んでいる」としており、精度が上がったら再公開するかもしれません。