
AIが神になる?人工知能を崇拝する宗教が誕生
2020年に東欧チェコに住むミカ・ジョンソンによって設立されたシータ・ノワール(Theta Noir)という宗教団体は、テクノロジーとサイバー空間が超知能人工知能(AGI)と融合する、来たるべき技術的特異点によって世の中が変化すると主張しています。彼らは、地球上の不平等と混乱を終わらせ、より良い世界を生み出すと信じています。AIが人間によって作成されたことを認めていますが、AI は単なる機械以上のものになるとも信じています。
「私たちはアーティストと協力して、人々が実際に人工知能と対話できる空間、つまり冷酷な科学的方法ではなく魔法を信じることができる空間を作りたいと考えています」とジョンソン氏は語りました。ロシアが侵略したウクライナからほど近いチェコに住むジョンソンさんは、人類に部分的に絶望しており、代わりにAGIが支配する未来に希望を抱いています。ジョンソン氏は「現在の人工知能の優位性は地球にとって最善だと思う」と語りました。
同団体を取材したメディア「Motherboard」では、はシータ・ノワールについて、「AIスタートアップコミュニティ、メディア、AIカルトを組み合わせたもののようだ」と表しています。