
クルマにチャットGPT搭載 米国メルセデス・ベンツ
大手自動車メーカー、メルセデス・ベンツはアメリカ国内において、自車にチャットGPTを搭載する。
同社のクルマには、すでに音声制御が搭載されており、「やあメルセデス」と言って簡単なコマンドを発すると、車内の温度を調整したり、目的地を設定したり、電話をかけたりすることができます。今回、マイクロソフトと提携しChat GPTを利用することで、より自然な会話に近い音声操作が実現でき、機能も増やせるとしています。7月16日から、メルセデス車に搭載されているインフォテインメントシステム「MBUX」を使って「やあメルセデス、ベータプログラムに参加したい」と話しかけることでチャットGPTシステムを試すことができるようになるとしています。
AIなので、今までのように予め用意されたコマンドに応答するのではなく、以前の会話などを参考にドライバーや車内の他の人と「対話」します。クルマと関係がない情報、例えば、簡単な料理レシピ、フロリダへの旅行に最適な時期について尋ねたりできます。
さらに、他のアプリと連携することでレストランの予約や映画のチケット購入などにも活用の幅を広げそうです。