
AIが結婚式の司会を務める コロラド州
コロラド州に住むリース・ウィンチとデイトン・トゥルイットは、2023年6月末に教会で結婚式を挙げました新郎新婦の間に配置された「ロボット」司会者を務めたことが話題になっています。
チャットGPTは音声アプリを通じ「みなさん、本日は今日はリース・ウィンチとデイトン・トゥルイットの素晴らしい愛と結束を祝うためにご参加いただき、ありがとうございます。」
その後、人間の司会者と変わりなく、挨拶や閉会の辞など新郎新婦の誓い以外の発言をすべて生成し、自分が司会者であることを示しました。
夫妻は、仕事の都合で結婚式の準備期間が5日間しかなく、ウェディングドレス、ケーキ、会場の準備はすべて整っていたものの、司会者が見つからなかったそう。そのため、チャットGPTを司会者として活用。しかし、当初は、「できません」と拒否されました。『私にはそれはできない。私には目も体もない。私には結婚式の司会はできない』と回答されました。
その後、なんとか夫妻は説得を続け、ついにチャットGPTに司会を依頼。晴れの日を迎えました。ゲストに配布されたメッセージには人工知能のホストとしての熱意が表れていたそうです。
「私は、リース・ウィンチとデイトン・トゥルイットの結婚式のAI司式者として、二人のユニークな愛と結束の旅を祝福し、人のつながりと技術革新の素晴らしき融合を強調するために努力します」
「結婚式では、この歴史的瞬間の意義と、愛とテクノロジーが交わるときに生まれる“無限の可能性”について語るつもりです」
新郎新婦とともにAIも応援したくなる出来事ですね。