
日本文化や商習慣を理解するAIを開発 ソフトバンク
日本の通信大手であるソフトバンクは、独自の生成型人工知能(AI)の開発を継続し、提供開始を目標にすると発表しました。
記者会見において、社長の宮川氏は、生成AI開発の100%子会社である「SB Intuitions(エスビー インテュイッションズ)」を本格稼働したことも発表しました。安全な生成AIサービスの提供を行うとしています。
日本文化や商習慣をAIが理解
現在、ソフトバンクが開発中の生成AIについては他社との差別化要因として、「日本の商習慣や文化にも合う」と述べ、生成AI開発用のスーパーコンピューターの設置9月末までに完了させる。実際のサービス開始は2027年目以降となる予定で、それまでは基礎学習期間とするとしています。
SB Intuitions(エスビー インテュイッションズ)
AIもガラパゴス化?
国内のニーズに合わせ特化する生成AIの開発は、有意義である反面、携帯電話のガラパゴス化を招いた「いつか来た道」になりかねず、今後も注目ポイントです。