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就活サービスでAI活用、賛否渦巻く

文章や画像を自動生成する「生成AI(人工知能)」を活用した就活支援サービスが増えている。

誰もが通る道である就職活動の効率を高めるため、学生による履歴書(エントリーシート/(ES))作成にAIを活用するサービスが増えている。就活における生成型AIの活用について企業は懸念しているが、学生の中には負担軽減として支持する声もある。

そんな中、就活情報サイトを運営するワンキャリアは5月、対話型AI「チャットGPT」を活用した就活支援サービスを開始した。約15万件のESデータをもとに、キーワードと文字数を指定するだけで、学生時代に苦労したようにES文章を数十秒で作成できるサービスだ。このサービスは公開後、 すでに10,000 人以上が利用しています。広報担当者は「AIが作成した文章はあくまでも出発点。より表現できるよう加工すべき。浮いた時間は自己分析や自己分析に充ててほしい」と強調する。「学生が何十社も試験を受けるためにその都度作成するのは負担が大きい。生成されたESを使用して さらに修正サービスを提供する企業もあります」。

一方で、利用を躊躇する学生もいます。就職情報大手マイナビの調査によると、2024年春卒業予定の学生の37.8%が「チャットGPTを就職活動に利用すべきでない」と回答。理由としては「セキュリティに不安」「独自性がなく他人と区別できない」などが挙げられた。学生間でも意見が分かれているようだ。

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